エアコンが冷えない!?実際にあるトラブルとは??

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暑い夏、エアコンの電源を入れるとエラーランプが点滅して動かない・・・。

いくら待っても冷たい空気が出てこない。なんて経験はありませんか?

暑い夏は毎日使うけど、涼しくなると暖房ではあまり使わないのがエアコンです。定期的に試運転をしていれば変化にも気が付きますが、なかなか試運転なんてしませんからね。使う頃に壊れていることに気が付く人も多いはず。

今日はそんな暑い夏、エアコンのトラブルに不運にも遭遇してしまった人へ向けて治るのか。なおらないのか?、何が悪かったのか?などを考えてご紹介していこうと思います。

目次

① 冷えないエアコンのトラブルとは

② エアコンが壊れるとしたら?

以上の2点をご紹介していきます。


① 冷えないエアコンのトラブルとは

1-1 冷えないのは機械的だけではない

まず、どんな電化製品でも寿命はきます。エアコンだけではなりませんね。でも、エアコンの場合は機械的に壊れてしまう「寿命」のほかに、人が手を加えて壊してしまう「人為的トラブル」も多く存在します。あなたのエアコンが急に壊れて動揺してしまうのはわかりますが、パニックになる前に一息落ち着いてみると改善策、対応策がわかるかもしれません。

1-2 人為的トラブルによる故障

エアコンは精密機械です。内部には高圧の電流が流れていますので「火災」の原因にもなります。

工事や日頃の掃除など、人が手を加えること以外でもエアコンはたくさんのパーツからできているので壊れてしまうこともすくなくありません。いくつか考えられる人為的故障を考えてみましょう。

・エアコンをつけたらランプが光ってる

電源を入れてみたらなんか緑と赤いランプがチカチカする・・・。これは割とよくあるトラブルの例です。

ダイキンのエアコン

富士通のエアコンが点滅したら

三菱のエアコンが点滅したら

日立のエアコンが点滅したら

シャープのエアコンが点滅したら

東芝のエアコンが点滅したら

パナソニックのエアコンが点滅したら

主要メーカーのHPを探したので参考にしてください。

ランプの組み合わせで、何が悪いのかをエアコンが表示してくれています。自分でもできる対応があるかもしれないので確認してみるといいでしょう。では、いくつかご紹介していきます。自分の症状に合ったものがあれば参考にしてください。

・エアコンの空気が冷たくない

エアコンをつけてみたけど、全く冷たい空気が出てこない。そんな時は「ガス漏れ」が一番に考えられます。エアコンは冷媒ガスを使って空気を冷やすのですが、未熟な作業者がエアコン工事を行うと接続部分からガス漏れが起こる可能性があります。

また、引っ越しをする際に移設するときも「業者の良し悪し」により、ガスが漏れてしまい引っ越し先では使い物にならない。といったことも考えられます。引っ越しを境に壊れた場合は特に可能性が高いです。

また、新規の取り付けの場合でも「絶対に成功する」とは限りません。空気が漏れない、ということはかなり精巧なものを作らないといけないので100台取り付けすればだれでもミスはあり得ます。

冷えない、と思ったらガスが漏れていないか疑りましょう。

※ 対策

エアコンのガスは「マニホールド」という機材を使えば見ることができます。「ガスの圧力」を気圧としてみるのです。引っ越しの時は取り外し、取り付けのときに確認しないと「もともとガスがない」と言われかねません。(冷媒ガスは少しづつ抜けていくといわれてます)

もしくは、取り外し、取り付けを「自社で完結」できる工事業者を探すことです。そうすれば取り外し前は冷えていたのに取り付けたら冷えない。工事のせい。とだれでもわかりますから責任を取らざるをえませんからね。

☆ ほかにガス漏れが考えられるパターン

ガス漏れは他にも理由が考えられます。

あなたは、エアコンの室外機。お外の分ですね。購入されてから何回「触りましたか?」。エアコンの室外機なんてよっぽどへんなマニアでない限り触らないと思います。この室外機を「動かす」とガス漏れの原因にもなります。通常、室外機は触りません。掃除も、失礼ながらしないでしょう。なにを考えたかそんなとこを掃除したら「家電量販店」も「メーカー」も「工事業者」ですら補償はしなくなります。

よくあることでは、アパートやマンションの塗装の時に動かされて壊れるパターンです。「ちょっと家電を知ったかぶってる親父」がいる家も壊れますね。

・奥様から主人がエアコンの掃除をしたら壊れた。(これはガス漏れではないですが)

・庭作業の時にずらしたらおかしくなった。

・エアコンの室外機がグラグラしてなんかおかしい。

どうでもいい理由で壊れるパターンです。話を聞いてみたら理由はすぐにわかりました。室外機に手を加えると接続部分に隙間ができてしまったり、ずれる原因になります。触らないようにしましょう。

・ 空気が吸えないでエラーになる

わりと簡単なエラーです。エアコンは室内機の上の部分から空気を吸い込み下の吹き出し口から冷気を出しています。ではなぜエラーになるのか?エラーになるのはエアコンが頑張って「空気を吸い込んでいる」にもかかわらず空気が吸い込めず、「酸欠」状態になっているからです。

☆ 対策

フィルターが恐ろしく汚れているかもしれないです。埃が雪のように積もっていると空気が入らないので、洗ってあげればすぐに解決します。シーズンごとに洗うことを心がけましょう。フィルターが詰まってくるとエアコンは少しでも「隙間」から吸い込もうとしてくるのでエアコンの室内機のいたるところに「埃」が付着し始めます。こうなったら

・ フィルター、カバーの設置ができていない

ごくまれに見かけます。フィルターは設置の時に取り付け業者が「失敗」したか、あなたが掃除の時に失敗したかになります。

カバーについては、掃除の時に開けたりしてもなります。日立のエアコンで以前遭遇しましたが、正面のカバーが空いていました。ほんの数ミリ。それだけでエラーです。最初は壊れた原因が分からず、1時間くらい悩みましたが最後に「クソ!」と思って閉めたら動き出しました。

去年の秋にフィルターの掃除をして、そのまま。

難しいですね。

☆ 対策

使い終わったら、きちんと元に戻しましょう。それだけで防げる事故です。

・ 工事業者の不手際

実際によくあります。

Fケーブルが短くなってしまい継ぎ足し。(電工法違反です。通報すると感謝状かなにかもらえるかも?ふざけた業者はとことん追い詰めてやりましょう。)

この行為は火災の原因にもなります。子供が一人で留守番中にエアコン使っていたら火事になった。

年間で数百件起きている事故です。筆者も現場で見たことあります。その都度お客様に二度と依頼しないように伝えます。

ユニオン(配管をつなぐパーツ)からガスが漏れる。これも、工事技術者のミスか、お客様の「ケチ」により起こりえます。

ユニオンは、ほとんど使いません。引越しで移設エアコンの時に使用するかしないかです。

配管は長さが決まっています。今住んでいるところと引越し先。エアコンの設置場所が寸分違わず同じとは限りません。

なので、長さが足りないことが起こります。この時、

「配管の長さが足りないから、延長するか、新規で配管つくりますか」

と工事業者が言ってきます。

私たちのように全て込みで金額を出しているのであればいいのですが、引越し業者が斡旋する業者は「配分」がすくなく、追加料金で売上を出さないといけません。

弊社も大手通販会社、大手引越し業者の下請けでやったことはありますが、1件取り外し1000円、取り付け3,000円。あとは客から追加取れ!ってかんじでした。

ユニオンは、短い配管に継ぎ足すパーツです。接続部分が増えるのでガスが漏れる危険が高まります。

☆ 対策

すべての業者とは言いません。ですが、安い賃金で働く業者のほとんどは「並」と思ったほうがいいでしょう。自分で仕事を取れる業者と、自分では仕事が取れず、どこかの下請けになるしかない業者がいます。

弊社で行っている大手家電量販店K電気は、1台取り付けでお店から約13000円以上支給されます。なので、法人しか入れない。電気工事技術者であり、紹介が必要だったりと登録までがとても大変です。ですが、サービスと知識は1流を目指しています。

引越し業者のエアコン取り付け、個人のお店のエアコン取り付け、有名家電量販店のエアコン取り付け。比べてみると、家電量販店の中でも働くなら誰でもいい、エアコンつけてマージンを払え、というスタンスの家電量販店ではなく、現在Kは業者を厳選しているので品質は高いサービスだと思います。

また、エアコン工事は素人ではできないので配管等あまりけちらず、新調できるものは取り替えることを進めます。


② エアコンが壊れるとしたら?

2-1 エアコンが機械的に壊れるとしたら

エアコンが機械的に壊れた。というのはあるんでしょうか?筆者が約10年。現場でみたものの中にエアコンが機械的に壊れているのを見たことはほとんどありません。今回はエアコンが機械的に壊れた場合。についてご紹介していきます。

・ 材料をケチったら高くついた。「電線が断線する場合」

引っ越すから実家にエアコンを持っていきたい。とご依頼がありました。

なるべく工事代金を安くしたい。そう言っていましたので、配管をそのまま使ってリサイクル。本体だけを交換する作戦でした。

いざ新しくエアコンを取り付ける工事が終わってみると電源を入れてもエアコンが動かず・・・。エラーランプが点滅していました。家の所有者にここに設置していたエアコンをなぜ取り替えたのか?と話を聞くと、

「何年も前からずっと使えないエアコンだった。壊れたのはある日突然で同じように動かなかった。」

とのこと。これは「断線」で発生する症状です。そりゃ、10年以上約20年使っていれば劣化するでしょうよ。でも、お金はかけたくない。とのことで作業をしていましたが結局無駄につけた1回分の取り付け料金が加算され少し高くなりました。

新品の配管、Fケーブルを取り付けると普通に使えるようになりました。

☆ 対策

エアコンの耐用年数は10年です。10年を目安に交換するなら、配管等の設備も一新しましょう。

・ 自分で壊した。クリーニング屋が壊した。

これは一番大いのが「ルーバー」。吹き出し口のことです。小さなモーターと、プラスチックの小さな爪で引っかかってます。力で無理やり開けたりすると割れてしまったりします。以前お客様が「だす〇ん」でクリーニングしたら壊された。と言っていました。そのほかにも、使い方が乱暴な人、よくわかりませんがなぜか「割る」人がいます。無理な方向に向けたのではないでしょうか。

☆ 対策

エアコンはプラスチックがほとんどです。壊れやすいので説明書に開け方、触り方、掃除の方法が書いていない場合はむやみに触らないことです。また、クリーニングやる前、やったあとで動画を撮影し壊れていないかチェックしましょう。

・ 古すぎる!

エアコンは製造10年程度で壊れるようです。なので、製造から10年以上経過した場合は「古いから壊れた」可能性があります。

☆ 対策

買い換えてください。修理するよりも、エアコンは殆どの場合買い換えたほうがお得です。

以上のように、エアコンが機械的に壊れるにはあまり理由がないのです。

今後、厚さが厳しくなり室外機が熱により壊れる。などは増えるかもしれませんが。

2-2 壊れているわけではない。

故障!とパニックになる人もいますが案外どーでもいい理由が原因のトラブルもあります。例えば、

・ 室内が水漏れする

エアコンから水が垂れてくる。といったこともあります。これは「ドレンホース」から水が流れないせいです。排水ホースとも言いますが、このドレンホース、先端が外にあります。室外機のそばにあることがほとんどです。

そこに異物がついたり、虫が入ったり、子供がいたずらしたり。。。

詰まっちゃんですよね。そうすると水が流れず、行き場がないので逆流してきます。そのほかにも理由はありますが、工事が下手な業者も中にはいますので調べても解決しないときは買ったお店に相談しましょう。

・室外機の音がうるさい

アパートに多いです。ベランダ、作りが粗悪な場合があるんですよね。斜めだったり、下にプラスチックの何かが敷いてあったり。

エアコンの室外機は絶えず細かく振動します。なので、地面のように安定している場所、土のように多少柔らかい場所であるとまったく気にならないのですが集合住宅は違います。室外機の足の下に吸音マットを敷いたりすることで多少改善されますが、解決しない場合もあります。また、室外機が壊れてうるさいのか、設置環境が悪いのか判断するのは簡単です。

室外機を上から抑えてみてください。

押さえつけて音が変わるなら設置環境が悪いです。

押さえつけてもうるさいままだと、室外機が故障しているかもしれません。使用を中止し、買ったお店に連絡しましょう。

・冷房・暖房が効かない

これは、実際に会ったことです。冷房が効かない!ふざけるな!!

と、クレームでした。夏の暑い日、非常に不愉快そうでした。

風はエアコンから出るものの、全く涼しくない。生ぬるい空気が出て終わり。とのことです。夏はこちらも繁忙期、一日で最大15万円相当の売り上げが出ることもあります。なので、

「夜、帰りに寄りますので待っていてください」

と伝えましたが、先方は怒りが収まらず、

「老人に死ねというのか!この暑さでおたくがエアコンをつけたんだ!責任をもった作業をしろ!」

と延々と怒鳴るばかりでした。午後のお客様全員に断りの電話を入れ向かってみると、原因はすぐにわかりました。

「冷房」を使いたいのに「暖房」を押していて設定温度も高くぬるーい空気しか出てきていない状態でした。感じ的に、設定温度28℃の暖房を真夏に使う感じです。

そりゃ、冷えませんよ。暖房だもの。

私がリモコンを取り上げ冷房ボタンをひとつ押すと涼しい冷気がでます。

それと同様に気まずそうになる老人がいます。その後、どのように対応した、金額の請求を上げたかはご想像におまかせします。

思い込みで操作をする人もいるので注意してください。「ピッ」とエアコンが反応しているか確かめる習慣が必要です。


終わりに

いかがでしたか?ちょちちょいとこんなこともあるんですよー、といった内容も織り交ぜながら今日はエアコンの故障についてご紹介しました。

実際にエアコンを使っていて壊れる人は稀です。

・ガスが漏れた

・自分でどっかを壊した

・古い

・掃除してない

この4つが原因でほぼ決まりです。もしあなたのエアコンが今不調であれば一度確認してみるといいでしょう。今日は、

① 冷えないエアコンのトラブルとは

② エアコンが壊れるとしたら?

の2点をご紹介しました。

諦めちゃう前にぜひ一度、確認してみてくださいね。


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